<特徴>
●電気化学セルのテフロン部品やガラス容器は、有機溶媒や酸や塩基性物質に対し優れた耐久性があります。
●Au薄膜電極を簡単に電解液へ導入ができます。
●ガスバブラーやカウンターおよび参照用電極ポートと排気ガストラップがガラスセルに付いています。
●VeeMAX III への取り付けが簡単
●VeeMAXIII用 ATRクリスタルまたはSiチップATRの2種類のバージョンへ対応が可能です。
ジャックフィッシュ電気化学セル(SEC)は、帯電した金属 – 溶液 界面および分子自己集合、界面センシング等の次世代エネル ギーソリューションにおける基礎研究に力を発揮します。
本装置は、全反射吸収-表面増強赤外分光法(ATR-SEIRAS) の技術を駆使し、FTIR用高感度電気化学セルとして設計されて います。 単分子層以下のATR結晶表面吸着分子からでも良好な赤外ス ペクトルを得ることができます。
ATR結晶表面上にAu薄膜電極 をコートしそれに印加される電位を制御することで、電極界面で の電子依存による振動特性評価を行う事ができます。
ジャックフィッシュ電気化学セルは、 VeeMAXIIIアクセサリに取り付けて使用出来ます。
またセルには2種類のバージョン (J1セル 及びJ1Wセル)が用意されています。 J1は、入射角度面を持つSi ATR結晶が取り付けられるように設 計されています。 J1Wは、SiチップATRを取り付けることができます。
SiチップATR は、入射角度面を持つSi ATR結晶に比べ結晶が薄いため、赤 外光の損失が軽減されます。
また、Siの赤外吸収が少ないため 広い波数範囲で測定が可能となります。