「設計認証」の取得により、爆発物/薬物検知器として日本初の「表示付認証機器」となり、以前のように煩雑な手続きや、資格を取得する必要もなく、ユーザーは簡単な届け出をするだけで、IONSCANシリーズ製品を使用出来るようになりました。
設計認証とは?
IMS機器には低レベルの放射性同位元素が内蔵されており、このため『放射線障害防止法』の管理下で使用しなければならず、手続きが煩雑で「導入しにくい」と不評でした。
しかし、平成17年6月1日より施行された『改正放射線障害防止法』により、低レベルの放射性同位元素装備機器については「設計認証」を受けることが可能になりました。
(株)エス・ティ・ジャパンはSmiths社のIonScan400B、Sabre 4000、Ionscan500DT、SentinelⅡ、MMTDに対し「設計認証」を取得しました。つまり、「表示付認証機器」となり、ユーザーは簡単な届出だけで使用できるようになりました。
「表示付認証機器」は以前のような厚生労働省管轄の労働基準監督署への届出が不要となりました。
設計認証機器と非認証機器との比較表 | ||
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非認証機器 | 設計認証機器 | |
文部科学省への届出 | 通常の「使用届出」の提出 (使用場所、使用機器の詳細図面 を提出する必要がある) |
「表示付認証機器」 使用届出の提出 (A41枚に記入するだけ) |
使用の基準 | 通常基準が適用される | 免除 |
保管の基準 | 通常基準が適用される | 免除 |
運搬の基準 | 通常基準が適用される | 免除 |
測定、教育訓練などの義務 | 有 | 免除 |
放射線障害予防規程の義務 | 有 | 免除 |
第3種放射線取扱主任者 | 要 | 不要 |
労働基準監督署への届出 | 要 | 不要 |